個人情報保護 入門シリーズ

匿名化とは?秘匿化との違い

匿名化と秘匿化

はじめに

本記事では、よく誤解される匿名化と秘匿化の違いについてまとめています。

匿名化とは?

匿名化とは、名前や生年月日、住所などの個人を特定可能な情報を削除または変更するデータ処理手法です。

2017年の改正個人情報保護法の全面施行により、匿名加工情報という概念が導入されました。

この匿名加工情報は、匿名化を施し特定の個人が識別される要素を排除したデータを簡易的な手続きで第三者提供が可能となる制度です。

この制度をきっかけに匿名化は広く企業に活用されるようになりました。

匿名化と秘匿化の違い

匿名化はあくまで個人を特定可能な情報を削除または変更するだけなので、データ自体を隠したりするものではありません。

それに対し、秘匿化はデータ自体を隠すような処理を指します。

匿名化と秘匿化の違いは、目的にあります。

匿名化は、個人情報を第三者提供をするために個人情報保護法に記される匿名加工情報へと加工することが目的です。

秘匿化は、データ自体の中身を保護することが目的です。

例えば、データを暗号化したまま機械学習や統計分析を行える秘密計算技術は、匿名化のための技術ではなく、秘匿化の技術です。

暗号化したままデータを分析をするのは、データを保護したいからという目的を考えるとわかりやすいと思います。

まとめ

匿名化と秘匿化は似たような言葉ですが、目的の違いを理解するとそれぞれの用途が分かりやすくなると思います。

  • 匿名化は、第三者提供を行うことを目的とするデータ処理手法
  • 匿名加工情報は、個人情報保護法により定められている
  • 秘匿化は、データの中身を保護することが目的
  • 秘密計算は、秘匿化の手法の一つ

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