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NEWS 2020.01.31

複数組織間での安全なデータ活用を実現するシステム「SeDi」を開発しました!

概要

なめらかなデータ活用社会を目指す株式会社Acompanyが、ブロックチェーンと秘密分散技術を組み合わせることで、暗号化したままデータ分析可能なデータ活用システム「SeDi:Secret Share Data Infrastructure」を開発しました。このシステムを用いることで、複数組織間での安全なデータ活用による新たな価値創出が可能になります。例えば、組織を超えて暗号化したデータを提供し合あうことで、サプライチェーンマネジメントの需給予測やユーザー活動の分析による正確な与信システム、電子カルテ情報の分析による疾患の予測などの応用が挙げられます。

背景

今日では企業が保有するデータ自体が価値創出の源泉となっており、データ活用を前提にしたビジネスモデルや、複数組織間でのデータ共有による新たな価値提供が重要性を増しています。しかし、データ活用における課題として、自社だけに閉じたデータ活用の限界やデータを外部と共有する際のセキュリティリスク等があります。例えば、共有したデータの追跡ができず誰がデータを扱っていたのか不明であることや、データの安全な共有方法が確立されていないことが挙げられます。このような課題を解決するために、Acompanyでは複数組織間での安全なデータ活用システム「SeDi」を開発しました

SeDiの技術

開発した技術「SeDi」は、複数組織間でデータ共有とデータ活用をしたい企業が使うために、暗号化データの保管・使用権限の管理・暗号化データの計算実行を提供し、安全なデータ共有とデータ活用の基盤を提供します。「SeDi」の技術概要は以下の通りです。

① 安全なデータ共有

 安全なデータの共有をする前処理に、秘密分散技術を用いてデータの暗号化(断片化)を行なっているため、共有したデータそのものは意味を持ちません。したがって、仮に暗号化したデータの一部が漏洩したとしても、情報そのものが漏れることはありません。また、データの共有先ユーザーをブロックチェーンに記録してアップロードするため、指定したユーザー以外に情報が漏れることはありません。

② 安全なデータ活用

暗号化した状態のデータのまま計算を実行することが可能な技術により、データの中身を知られずに機械学習や統計分析が可能です。したがって、複数組織のデータを組み合わせた計算を安全に実行することができ、より価値の高い結果を得ることができます。また、暗号化データとともにデータの計算方法をブロックチェーンに記録して権限管理を行うため、意図しないデータの濫用を防ぐことができます。

効果

複数組織間での安全なデータ活用システム「SeDi」を用いることで、データの安全な共有と活用が実現できます。また、データ自体は常に暗号化された状態で共有・利用されるため外部に漏れることがありません。これにより、サプライチェーンマネジメントにおける需給予測や、ユーザー活動の分析による与信システム、電子カルテ分析による疾患予測などが実現可能になります。

今後

今回開発した「SeDi」の実証実験を進めることで、なめらかなデータ活用社会の実現に向けて開発を進めて行きます。

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